環境保全型農業について懇談しました。

6月10日(月曜日)に畦道講習を行った後、岡山県の担当者の方々と「環境保全型農業」について懇談しました。

環境保全型農業と言ってもなかなか説明しづらいのですが、リンクをご覧いただくと、「「農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業」と書かれています。

 

建部米研究会では、雄町の栽培経験(品質向上)から、化学肥料不使用(有機肥料や緑肥・堆肥を主体)、農薬は除草や妨害虫目的のためだけに限りなるべく軽減して、土作りと恵まれた建部の環境によって、特別栽培米を手がけています。

懇談の中で、販路とか会員増加、後継者、6次化への取り組みなど課題を挙げましたが、次のことを提案させて頂きました。

岡山県は、全国に先駆けて、平成13年から「おかやま有機無農薬農産物」を認定する制度を設けています。しかしながら、制度的になかなか取り組むことが出来ない面があり、少しレベル(ランク)を下げた取り組みとして「特別栽培農産物」の制度も取り上げてほしいと要望しました。

どうなることか分かりませんが、同じような取り組みをされている農家の方々にとって、少しでも励みにならないのかなあーと思っています。

 

写真は、米粉ピー麺の試作品です。モチモチとしたショートパスタで、小麦粉のような粉っぽさはありませんし、ピーマンの苦手なお子様にも喜んでもらえるかなあー思います。試験栽培する「はいごころ」の収穫までに、ある程度形にしたいと思っています。また、ご報告します。