お米(玄米)の品質を表示する検査として、米穀検査(登録検査機関が行う品位および成分等検査)があります。これにより、水稲うるち玄米(一般的なお米)だったら、1等・2等・3等・規格外にランク付けされます。醸造用玄米(酒造好適米)だったら、更に特上・特等があり6段階となります。
出荷のとき、このランク付けにより、米の価格が決定されると言ってもいいです。
でもでも、農家から言わせて頂くと、「最高ランクの米=おいしい米」とはならないのです。何故なら、「食味」という食べて美味しいがあるからです。
ご飯の食味値を表すには、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定して出しています。
建部米研究会では、この数値で80点以上を目指して頑張っています。
平成25年産では、最高88点のにこまるがありました。通常は、70点以上で良質米と言われます。
一般的に、砂地の秋落ちしやすい地域の米がおいしいと言われています。ただし、施肥量が少なくなり充実が悪く厚みのない米は、食味も落ちると言われます。粒張りの良い米は、食味が高くなります。
岡山市北区建部町は、清流旭川の恵みによって育まれた「最高の砂地」なんです。少し自慢になってすみません。
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