雄町が出穂しました。9月上旬にかけて、花盛りとなるでしょう。
ただ、今一番心配なことがあります。8月22日に「トビイロウンカの注意報」が発表されました。こいつにやられたら、一枚の田んぼがほとんどやられます。今までせっかく生育してきた稲が全滅なんてこともあり得ます。
興味深いメールを知り合いから届いていたので、引用で掲載しておきます。農家の皆さんだけでなく、道路のスリップ事故にも関係するので、是非ぜひ一読ください。
◇2014年のオオシロカゲロウ羽化状況調査第1報です。
日時:8月29日午後6時~9時
地点:旭川下流の岡北大橋直下
調査担当者:吉鷹、佐藤
羽化状況:雄亜成虫1雄成虫3、雌亜成虫30、(今期初確認)
灯火ワット数:20Wブラックライト
20W蛍光灯、各1灯
灯火高:1.5m 懸垂白布面積:2m×2m
水生昆虫他種データ:カゲロウ目:トウヨウモンカゲロウ、シロタニガワカゲロウ、チラカゲロウ、マダラカゲロウ科、コカゲロウ科、 トビケラ目:オオシマトビケラ、ニンギョウトビケラ、コガタシマトビケラ、ゴマダラヒゲナガトビケラ、ヒゲナガトビケラ科(ceraclea属、tricosetodes属)2種、ヒメトビケラ科
甲虫目:ヒラドロムシ、ヒメドロムシ科2種、計15種
◇2014年のオオシロカゲロウ羽化状況予想は、羽化初確認が昨年に比して10日早まっていること。台風等による大増水が7月8月に無かったことから例年より羽化総個体数の増量が予想されます。羽化ピーク(大発生)予想では9月上旬から中旬頃に上流から順次出現されると思われます。
◇社会的影響: 9月上旬から中旬に旭川中流域の真庭市勝山~岡山市北区及び中区の各橋梁道路において、オオシロカゲロウ大量羽化によるスリップ事故が懸念されます。関係各機関の注意喚起をお願いします。
◇この羽化状況報告は、本日より9月末頃まで連日調査を継続中に担当者より随時更新して発表する予定です。
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