本格的な秋となり、朝夕がかなり涼しくなりましたね。そして、建部地域では早生品種のコシヒカリやあきたこまちの収穫が始まりました。
建部米研究会が栽培する品種は、一般米の「ヒノヒカリ・にこまる」と酒造好適米の「雄町」です。それと、試験栽培の米粉用「越のかおり」です。越のかおりは、来週16日(火)に収穫予定です。
さて、酒造好適米「雄町」ですが、県内はもとより県外の蔵元さんと交流したとき、必ず「雄町が足りない」と伺います。実際、昨年では2割から3割減で出荷されたと聞いております。建部雄町は、幸い栽培前に蔵元さまと契約を交わし、出荷予定俵数を決めさせて頂いております。順調に育っているので、期待して雄町ください。
タイトルの話題ですが、昨日、御前酒蔵元・辻本店の辻麻衣子(杜氏)さんが、雄町の様子を見に来られました。造り手として、生育状況が心配なんでしょうねえー。
上下ともに雄町の写真ですが、少し様子が違うでしょう。それは背丈です。最後の写真を見てお分かりのように、既に大人の背丈近くになっています。子どもだったら、すっぽりと隠れてしまいます。
何故?と思われたでしょ。それは、この田んぼは、昨年までピーマンを栽培していたんです。なので、地力があって有機肥料がなくても十分育つのです。ここをいかに栽培調整するかが、農家の腕の見せどころなんですね。
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