建部町の特別栽培米雄町を使って、備前国で繋がった倉敷市林(旧児島郡郷内村)の熊屋酒造が、米本来のすっきりとした旨みと優しさのある岡山地酒を醸造しました。そして、ネーミングやデザインなどコンセプトづくりは、若者嗜好(消費者ニーズ)を高めていくため、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の学生有志に協力・応援して頂きました。
親の気持ちと成人する娘・息子の気持ちが結ばれるおめでたい日。互いの気持ちが結ばれ、そして祝う。
成人式は、人生に一度しかないハレの日です。そして、新成人が生まれて初めて経験すること、それはお酒です。若者(日本酒初心者)に向けて、農商工+大学生連携により、初めての出会い(きっかけづくり)を演出していきます。
◆プロジェクト名:Takeo20Project
岡山地酒の完成に向けて、農商工+大学生連携で行っていくことから、建部雄町(使用する酒造好適米)の略称で、二十歳の男性をイメージしてメインキャラを「TAKEO」くんと命名しました。語呂会いとみんなが覚えやすいことから採用しました。
◆ネーミング:HARE
シンプルで岡山らしい名前と考えました。天気の「晴れ」はもちろん、「ハレの日」と言うおめでたい意味合いも持ち合わせています。また、覚えやすい名前はクチコミにもなりやすいのではないでしょうか。
◆コンセプト:若者向けのスタイリッシュなお酒
二十歳の若者が初めて日本酒を飲むシーンは、多かれ少なかれ「セレモニー」といった意味合いが含まれると思います。場を飾るに相応しい「自分が持っていてカッコイイ、カワイイ」こと。人にあげて「センスいいね」と言われること。大げさである必要はありませんが、これらをクリアしたデザインは重要だと思います。